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僕が宇宙飛行士を目指すようになったきっかけ【夢】

以前このブログは 2017 年から 2018 年頃まで「Road to Astronaut」という名前だった。

Astronaut とは「宇宙飛行士」であり、「宇宙飛行士を目指す大学生のブログ」というのはこのブログのキャッチコピーだ。

では、なぜ僕が宇宙飛行士を目指すようになったのか。それをこの記事では話そうと思う。
一種の自己紹介なので、「僕という人間自身」に興味を持った読者に読んでもらいたい。

宇宙図鑑のブラックホール

単刀直入にきっかけを話すと、10歳の時に見た「ブラックホールの図鑑」だった。
僕の人生はそこから始まったと言っても過言ではない (過言)。
10歳以前についてはほとんど覚えていないが、この「ブラックホールの図鑑」との出会いは鮮明に覚えている。

10歳、小学3年生のときだった。小学校の授業で「調べ学習」なるものがあり、自由になにかについて調べて、発表をする授業だった。
僕はなかなか発表対象を決めることができないまま、その日の授業が終わり、下校となった。
発表対象を決めることができなかった僕は、放課後に「調べ学習室」という部屋に入った。調べ学習室には数々の図鑑があり、その中から適当に「宇宙の図鑑」を手にとった。

強烈なブラックホールのインパクト

パラパラとめくると、ブラックホールのページに辿り着いた。「ブラックホール」の存在は知っていたが、どんなものなのか詳しくは全く知らなかった。
少し興味を持った僕は図鑑を読んでみた。すると、

  • ブラックホールは穴ではない
  • ブラックホールは星の死骸である
  • 重力が強すぎて光すらも抜け出せない
  • ブラックホールは自身の重力が強すぎるために自分で自分を縮めている

などというぶっ飛んだことが書いてあった。
この強すぎるインパクトが僕を宇宙へと引き込んでくれた。

割と本が好きだった僕はそれ以来小学校の図書館にある宇宙系の本を読みまくった。
(正確には読みまくったという表現は言いすぎかもしれない。記憶が曖昧だがまあ10冊くらいは読んだ。)
多分1mmも理解していなかったが「相対性理論」の本も読んだ。

そこで得た知識を親や友達に、
光の速さで進むロケットに乗って地球から出ていったら、帰る頃には若返ってるんだよ!
などと披露していた記憶がある。(当時からイタイやつだった)

そんなこんなで宇宙にハマり、気づくと「宇宙飛行士になる」というのが当たり前に僕の目標となっていた。
以上が僕の宇宙飛行士を目指すきっかけだ。

僕にとって夢とは

「宇宙飛行士になる」というのは僕の使命で、アイデンティティでもあると思っている。
「将来の夢は宇宙飛行士になることです」と話すと興味を持たれるし、そうやって周りに発信するうちに自分の決意は固くなっていった

22歳、大学4年生になった今でも「宇宙飛行士になりたい」と心から思っている。
10歳の頃と比べたら、少しだけ世の中の厳しさや現実、夢とは真逆の世界などを知ってしまったが、それでも「宇宙飛行士」に憧れる。

大学では「機械知能・航空宇宙学科」なんて名前の専攻だし、大学院は「航空宇宙専攻」である。
世の中にはスピリチュアル的な考えで「引き寄せの法則」などが存在し、一定の支持を持っている。
僕も「宇宙飛行士になりたい」と言い続け、思い続けたことで宇宙飛行士になるルートを「引き寄せた」のでは無いかと思っている。
実際、僕は自分で自分が進むべきレールを敷いて、その上を突っ走ってきたように思う。

夢がくれる力について

ちょっとだけオカルトチック?スピリチュアル的な話をする。「夢」が与えてくれる力についてだ。
夢の持つパワーは計り知れない。
「宇宙飛行士になる」という夢は僕に行動勇気知性そしてハッタリをくれた。
これらは僕が今生きている上で無くてはならない存在になったし、10歳のあの時、「宇宙の図鑑」を手にとっていなかったらどんなに違う人生だったのか、想像もつかない。
「夢」や「目標」は常に変化するもので、人によってはただの「現実を見てないイタイやつ」かもしれない。
しかし、夢に向かって突き進む、その力はあなたをどんな存在にもしてくれる、と僕は思う。
誰でも「なりたい自分」になれるのだ

(昔 The power of having a dream 的なタイトルで 10 分弱のスピーチをしたことがある。)

以上、「僕が宇宙飛行士を目指すきっかけ」と「夢を持つ力」について。

Licensed under CC BY-NC-SA 4.0
最終更新 2021/03/04 19:31 +0900
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